‡幼なじみ‡
「姫野の情報も、そうだよ。」
「ふぇ!?」
由希!?今、何て言った?
聞き捨てならない事言ったよね!!
莉紅は、またまた黒いオーラを放出してる。
怖いよ。
「姫野も、葉山と同じよ。」
「何で!?」
「バカ。」
「何で?バカって何よ!!」
「試合始まる!静かにして。光貴〜ガンバレ〜♪」
由希に気がついた光貴君が、笑顔で手を振ってきた。
由希と一緒に、手を振る。
バスケ部の皆が、こっちを見て赤面してる…と思ったら、急に目を逸らして青ざめた。
何で!?
隣で由希は笑ってる。
莉紅は、さっきから黒いオーラを出しまくりだし。