‡幼なじみ‡


「姫野の情報も、そうだよ。」

「ふぇ!?」

由希!?今、何て言った?
聞き捨てならない事言ったよね!!


莉紅は、またまた黒いオーラを放出してる。
怖いよ。


「姫野も、葉山と同じよ。」
「何で!?」

「バカ。」

「何で?バカって何よ!!」


「試合始まる!静かにして。光貴〜ガンバレ〜♪」


由希に気がついた光貴君が、笑顔で手を振ってきた。
由希と一緒に、手を振る。
バスケ部の皆が、こっちを見て赤面してる…と思ったら、急に目を逸らして青ざめた。


何で!?


隣で由希は笑ってる。


莉紅は、さっきから黒いオーラを出しまくりだし。



< 37 / 165 >

この作品をシェア

pagetop