‡幼なじみ‡


由希が私の隣に来て、意味深な微笑みで私を見た。

???
「由希、つかまえておくって?」

「いいから、いいから。ところで、姫野は葉山がバスケやるの反対なの?」

「えっ?そんなことない。反対なんてしないよ。私も、なんで莉紅がバスケ続けなかったのか不思議だったし。」

「フフフ〜♪だってさ、葉山。姫野は、バスケやってほしいみたいだけど?」

「「「やっぱり!!そうだよな♪」」」
「「「姫野ちゃん♪ナイスだ!」」」


「チッ。余計な事、言いやがって。」

「莉紅?」

「お前、ほんとバカだろ。」
「なっ!?何でバカ?」

「アハハ〜姫野、一つ提案があるんだけど?」

「提案?」

「うん。うちの男バス、マネージャーいなくて大変みたいなの。だから私と姫野でマネージャーやらない?そうすれば、葉山も決心つくんじゃない?」


「マネージャー!?」





< 44 / 165 >

この作品をシェア

pagetop