‡幼なじみ‡
「そう♪良い考えだと思わない?」
「「「由希ちゃん!ナイスアイデア!!」」」
「葉山、どう?」
「由希!?ちょっと待って。私、マネージャーやるなんて言ってないよ!!」
「「「えぇ!!姫野ちゃん、そりゃないよ!頼む!!校内美人ランキング1.2位の2人がマネージャー、しかも葉山が入部すればバスケ部は最強だ!!!」」」
「おい!お前達、話がズレてねぇか。」と莉紅が一言。黒いオーラが見えるよ。
「「「は、葉山!!そんなことないぜ!!なぁ?皆!!」」」
「「「「「おぅ!!」」」」」
ハモる部員。
さすが?のチームワーク。
「はぁ…。」
莉紅は、ため息をついて私を睨み…。
「俺の入部も、姫野のマネージャーの件も今日の今日で返事は出来ねぇ。」
「分かってる。悪いな、莉紅。でも俺達、いい加減な気持ちじゃないから考えてみてくれないか?」
光貴君が真剣に言った。
「…あぁ。」