‡幼なじみ‡


「莉紅?」

「何でもねぇって言ったろ。」

何で機嫌が悪くなるのよ!!

「…莉紅、バスケ部入るの?」

「…入らねぇ。」

「どうして?やっぱり、バスケやりたいんでしょ?莉紅がバスケやるなら、私マネージャーになって応援したい。」


「…、お前さっきの話聞いてたか?」

「うん。聞いてたよ。そんな事無いと思うけど、もし騒がれたとしても由希がいるし大丈夫だよ。」


「はぁ…。分かったよ。」


「ほんと?また、莉紅のバスケ見れるんだ!嬉しい。私もマネージャーとして、頑張るね♪」


「あぁ。ドジんなよな。」ニヤリ…。


「むぅ!!ドジなんかしません。私だって、元バスケ部なの。ちゃんと出来ます!」
もう!莉紅は、すぐ私を馬鹿にするんだから!!




< 50 / 165 >

この作品をシェア

pagetop