秘密の恋心〜姉弟の禁断の恋〜
「いつの話よ?」

「小学生の頃だけどさ」

そうだった。
私は中2まで、俊とお風呂に入ってたんだ。あの事を知るまで。

「昔の話じゃない…」

「でも、俺ははっきり覚えてるよ」

「何をよ?」

「姉貴と一緒に入ってたこと」

「ああ、そういうこと?」

「姉貴のちっちゃいオッパイも」

「な…、もう知らない!」

私はクルッと俊に背を向けた。

「ああ、待って? 今のは冗談だからさ…、頼むよ。ね?」

「分かったわよ…」
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