秘密の恋心〜姉弟の禁断の恋〜
私はトレーナーの袖を捲り、垢すりタオルにボディシャンプーをたっぷり含ませた。
「じゃあ、なんで後ろを向けって言ったんだよ?」
「……別にいいでしょ?」
「ん…そっか。分かった。姉貴、もしかして男の体、見た事ないんだろ?」
「そ、そんなことない…」
「あるのか…」
ないけどね。
「俊、どの辺が痒いの? ここ?」
「もうちょっと左。もっと強く擦ってよ。なんかくすぐったい」
「はーい」
私は手に力を込め、俊の背中をゴシゴシ擦った。
「ああ、気持ちいい…。姉貴の背中も擦ってやるからな?」
「え、いいです。遠慮します」
「ははは。遠慮すんなって。こうしてると、昔が懐かしいなあ」
「そうね…」
私と俊は仲の良い姉と弟だった。
お風呂はいつも一緒に入り、色んな話をしたり、アニメソングを大声で歌ったりしたなあ…
「じゃあ、なんで後ろを向けって言ったんだよ?」
「……別にいいでしょ?」
「ん…そっか。分かった。姉貴、もしかして男の体、見た事ないんだろ?」
「そ、そんなことない…」
「あるのか…」
ないけどね。
「俊、どの辺が痒いの? ここ?」
「もうちょっと左。もっと強く擦ってよ。なんかくすぐったい」
「はーい」
私は手に力を込め、俊の背中をゴシゴシ擦った。
「ああ、気持ちいい…。姉貴の背中も擦ってやるからな?」
「え、いいです。遠慮します」
「ははは。遠慮すんなって。こうしてると、昔が懐かしいなあ」
「そうね…」
私と俊は仲の良い姉と弟だった。
お風呂はいつも一緒に入り、色んな話をしたり、アニメソングを大声で歌ったりしたなあ…