秘密の恋心〜姉弟の禁断の恋〜
スイーツの専門店に俊と入った。
「泣かせたお詫びに奢ってやるから、好きなの食えよ」
俊のタメ口が気になったけど、たしなめたりはしないでおこう。
だって、年の差を感じなくなりそうだから。弟だという事すら忘れそうな気がして嬉しかったから。例え勘違いだとしても…
「そう? じゃあお言葉に甘えて…どれにしようかなあ。どれも美味しそうで迷うなあ」
迷った末に、チーズケーキと紅茶を頼んだ。俊はコーヒーだけ。
「俊も何か食べなよ。お金が心配なら、お姉ちゃんが奢ってあげるよ?」
しまった…。長年の癖で『お姉ちゃん』って言っちゃった。折角の雰囲気が台なしだ。
「泣かせたお詫びに奢ってやるから、好きなの食えよ」
俊のタメ口が気になったけど、たしなめたりはしないでおこう。
だって、年の差を感じなくなりそうだから。弟だという事すら忘れそうな気がして嬉しかったから。例え勘違いだとしても…
「そう? じゃあお言葉に甘えて…どれにしようかなあ。どれも美味しそうで迷うなあ」
迷った末に、チーズケーキと紅茶を頼んだ。俊はコーヒーだけ。
「俊も何か食べなよ。お金が心配なら、お姉ちゃんが奢ってあげるよ?」
しまった…。長年の癖で『お姉ちゃん』って言っちゃった。折角の雰囲気が台なしだ。