秘密の恋心〜姉弟の禁断の恋〜
ある日、マンションに帰ると、玄関に女物のスニーカーがあった。
「ただいま…」
「あ、おじゃましてます」
知らない女の子にペコリと挨拶された。
ショートヘアでボーイッシュな感じの、可愛い女の子だ。
「姉貴、あかえり。こっちは学校のバンド仲間」
「ボーカルの藤田真由美です。俊輔君のひとつ上です。今日は突然おじゃましてすみません」
「いいのよ、気にしないで。何もおもてなし出来ないけど、ゆっくりしていってね?」
「はい、ありがとうございます」
「俊、少し具合が悪いから、しばらく部屋で横になってるね」
「大丈夫か?」
「大丈夫よ。心配しないで」
真由美ちゃんが、『素敵なお姉様ね?』と言って俊の腕に手を絡ませるのを視界に入れながら、私は自分の部屋へと行った。
「ただいま…」
「あ、おじゃましてます」
知らない女の子にペコリと挨拶された。
ショートヘアでボーイッシュな感じの、可愛い女の子だ。
「姉貴、あかえり。こっちは学校のバンド仲間」
「ボーカルの藤田真由美です。俊輔君のひとつ上です。今日は突然おじゃましてすみません」
「いいのよ、気にしないで。何もおもてなし出来ないけど、ゆっくりしていってね?」
「はい、ありがとうございます」
「俊、少し具合が悪いから、しばらく部屋で横になってるね」
「大丈夫か?」
「大丈夫よ。心配しないで」
真由美ちゃんが、『素敵なお姉様ね?』と言って俊の腕に手を絡ませるのを視界に入れながら、私は自分の部屋へと行った。