誘惑的すぎる部下
亮君と社内を歩いていたら、後ろから誰かに肩を掴まれた。
振り返ると、そこにいたのは経理の青山。顔も見たくない男だ。

「おっす。コイツが噂のイケメンか?
こんなガキは止めて、俺にしておけよ。そんなに男に飢えてるなら、俺がたっぷり可愛がってやるぜ」

「触らないで!」

私は青山の手を払いのけ、キッと睨みつけた。

「またデートしようぜ。その気になったら、いつでも声掛けろよ。じゃあな」
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