大きくなぁ~れ
「ねぇ、愛ちゃん
お金に困ってるの?
直君も優君も」
募金箱を持って
皆が来た
「仮名で呼ぶの辞めて?
それと、大丈夫だよ?
お金は、自分達でなんとか、出来るから」
皆が心配して来てくれた
「でもさぁ、普通の時でも俺ら、人気だったのに
チーム愛だって聞いたら
ファンがまた増えたよなぁ」
直樹が言った
「うちらは、大丈夫だから」
結城が笑顔で言った
「ねぇ、今日は部活が休みだし
遊びに行かない?」
今日は、部活は休みだった
モデルの仕事は、土日だった
でも
「今日は無理なんだぁ~
あっ!!
今月から、雑誌に出るから
よろしくね」
私は,わざと話をそらした
「直樹君と結城は?」
っと、2人に聞いた
「ごめんな?
俺らも、無理なんだ」
皆、がっかり
しばらくして
「俺、この前、南病院で
三人を見たんだ~!!」
いきなり、ある1人の男子が呟いた
「俺も見た事ある
しかも、一週間連続!!」
ほとんどの人が、見た事あった
「んじゃあ、今日行ける人は、病院に行ってみよ?」
皆、同感だった
「んじゃ、帰ったらすぐ
南病院に集合!!
三人が来るまでに、来る事!!」