大きくなぁ~れ




「ねぇ、愛ちゃん
お金に困ってるの?
直君も優君も」



募金箱を持って
皆が来た



「仮名で呼ぶの辞めて?
それと、大丈夫だよ?
お金は、自分達でなんとか、出来るから」



皆が心配して来てくれた




「でもさぁ、普通の時でも俺ら、人気だったのに
チーム愛だって聞いたら
ファンがまた増えたよなぁ」



直樹が言った



「うちらは、大丈夫だから」



結城が笑顔で言った



「ねぇ、今日は部活が休みだし
遊びに行かない?」



今日は、部活は休みだった
モデルの仕事は、土日だった



でも
「今日は無理なんだぁ~
あっ!!
今月から、雑誌に出るから
よろしくね」



私は,わざと話をそらした



「直樹君と結城は?」


っと、2人に聞いた



「ごめんな?
俺らも、無理なんだ」


皆、がっかり








しばらくして



「俺、この前、南病院で
三人を見たんだ~!!」



いきなり、ある1人の男子が呟いた



「俺も見た事ある
しかも、一週間連続!!」



ほとんどの人が、見た事あった



「んじゃあ、今日行ける人は、病院に行ってみよ?」



皆、同感だった



「んじゃ、帰ったらすぐ
南病院に集合!!
三人が来るまでに、来る事!!」




< 39 / 95 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop