-悲恋-
私のお腹の中には…
新しい〔生命〕が、宿っていたのです…。
墜ろそうかとも考えた…
でも
子供に罪はない。
そう考えなおして、産む決意をしたのです。
ちょうど、8ヶ月で鹿児島に帰ってきた。
そして、2ヶ月後には産まれたのであった…。
名前は【紗菜】-サナ-
女の子でした。
子供が産まれたら、
みんなを幸せにすると言った夫。
それどころか、叩くのが前にも増して、
ヒドくなったのであります。