-悲恋-
―そうこうしている内に、
ある朝 突然、
そのおばあちゃんが死んでしまったのです。
今で言う、
心不全 と言う病気だったらしい。
《きっと、バチが当たったんだよ。》
やっぱり世の中に、
神様っているのかなぁ―…
でもやっぱり、死んだら可哀想だった。
だって長い間、
おばあちゃんに随分、
お世話になったんだもの。
心から、感謝の気持ちでいっぱいだった。
ありがとう、
おばあちゃん。
堪忍―…