青い桜が咲く頃に

照れ臭そうに
部屋からゆっくりと
顔を出した。


「お腹空いてない?」


「……空いた。」



するとダイセイは
掃除が終わるまで待ってね
と頭を撫でる。


アタシは大人しく
掃除機をかけ終えたところに
座って待ってる。

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