青い桜が咲く頃に

日増しに衰弱していく
ダイセイを見るのは
苦しかった。


守ると誓ったダイセイが
またあの母親の元へ
戻るのだと思っただけで
俺まで気が狂いそうだった。



でも俺の力では
どうすることも
できなかった。





そして俺は
言ってしまった。

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