青い桜が咲く頃に

憔悴しきっている
母親の姿を見れば
心配してくれていたことは
誰にでもわかる。


仕事ばかりだった父親も
必死でアタシを
探してくれていたらしい。



アタシはただただ
泣きながら謝るばかりで

そんなアタシに
母親は笑いかけてくれた。


元気でいてくれただけで
いいんだと
笑ってくれた。

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