青い桜が咲く頃に

そんな後悔の念と
波のように迫る懐かしさ

色々な感情が
一気に溢れた。



信号が点滅し始め
アタシはケイちゃんに
手を引かれ歩いた。



泣きじゃくるアタシを
ケイちゃんは優しく
なだめてくれた。


アタシの涙を拭ってくれる
その手は
温かかった。

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