青い桜が咲く頃に

そんなこと
考えていたときだった。



後ろから
アタシを包み込む
温もりを感じた。



「雄介……!?」


アタシは思わず叫んでいた。



探しに来てくれたんだ。

心配してくれたんだ。



アタシたち
まだ終わってなんか
ないんだよね。

< 33 / 265 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop