青い桜が咲く頃に

そんなアタシを
コウキはニヤリと笑った。


「料理すんのはいいけど
 家焼くなよ。」


馬鹿にされたアタシは
振り返り
コウキを睨み付けた。


「ナメないで。
 料理くらいできるもん。」



そんなアタシたちを
ダイセイは温かい目で
見守っていた。

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