奇奇怪怪



「狂ったか我が同胞、今すぐ元の地に帰るがいい!」



俺の前にはさっきの妖怪と、

赤い髪に頭に角が生えている者が立っていた。



すると急に赤い髪の人の周りが光だし、



気が付くと妖怪が姿を消していた。



「何がどうなってー…!!」



俺の頭の中はものすごい混乱して地面に座り込んでしまった。


「おい、お前…怪我はないか…?」



顔を上げるとそこには先ほどの赤い髪の人が手を差し伸べていた。
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