奇奇怪怪
キーンコーンカーンコーン――…

一時間目の授業の終わりのチャイムだ。


「…………。」 

結局俺は拓人と共に英語の授業をサボった。


「あーあ、まだ一時間目か―…。二時間目も俺は此処に居るけど祐希はどうする…?」


「何かも―…めんどくさくなってきたから行かない。」

半分はやけくそな感じだった。
俺が¨行かない¨と言ったことに対して拓人は満面の笑みを浮かべた。
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