奇奇怪怪
「なァ、宝具ってどんなものなんだ…?」
「何て言えば良いんだろうな…この町のバランスを保ってる物みたいな…?」
話を聞いてるとどんどん混乱してきそうだった。
「宝具っつっても色んな種類があるんだけどなァー…」
「種類なんてあんのか…?」
「ああ、代表的なものは鈴だったり石だったり…まぁ色んな形をしてるって事だな」
「じゃあ、ここの町の宝具はどんな種類なんだ…?」
アスターに聞いてみるとしばらく黙り込んでしまった。
俺が思うに、
アスターは、
宝具についての記憶をたどっているらしい。