奇奇怪怪
「アスター、お前が探しているのはこれだろう…?」
シンガは挑発をするかの様にこの町の宝具である鏡を取り出した。
「何でお前がそれを持ってんだよ!」
「長年の付き合いだから特別に教えてやる…」
「何…?」
「俺はこの世界にいる人間全てを滅ぼそうと思っている…」
「は…?」
頭の回転が追い付なかった。
人間全て…?
「何でそんなー…」
「人間に何が分かる!」
俺が話終わる前にシンガが言葉を発した。