氷の女神
俺の机には Solaris や Oracle なんかの解説書や、何かの仕様書とかが積んであった。

取り敢えずどこかへ移動させようと手を伸ばしたら、綾乃さんの手とぶつかった。

「きゃっ」

綾乃さんはすごい勢いで手を引っ込めた。

初めて聞いた綾乃さんの声は、意外にも少女のような、可愛らしい声だった。
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