ボーダー
夜中にメールが来た。
蓮太郎からの長文メールだったが、由紀の可愛い姿を想像して眠れなかった俺には、いい夜ふかしになった。
『将輝
由紀ちゃんのことだ。
明日、登校しなくていいとのことだったから、なんとしても学校には行かないように引き留めてくれ。
由紀ちゃんの高校に、俺の有能な執事の武田と彼女が進学予定の学校の関係者とで乗り込む。
由紀ちゃんに対するくだらない仕打ちも辞めさせられればいいんだが、問題の根幹が深すぎて容易じゃないけど、それも出来る限りなんとかしてみる。
明日のゴールは、由紀ちゃんがちゃんと向こうの大学に進学できるようにすることだ。
俺は、残念ながら抜けられない高校の授業があるから、それには同行できないのが心苦しい。
だけど、絶対なんとかなるから、信じて待っててくれ。
よろしく頼む。
じゃ、おやすみ。』
……とんでもないことをやるな。
俺は、どうやって由紀を引き留めようか思案していると眠ってしまっていた。
やけに小鳥のさえずりがうるさい。
その声で目覚めると、看護師がちょうど朝飯を運んできたところだった。
「おはよう、浅川くん。
傷の治り、順調みたいね。
可愛い彼女さんのおかげかしら?
仲良くて羨ましいわ。
終わった頃にお盆下げに行くわね。
じゃ、可愛い彼女さんとごゆっくり。」
看護師さんがそう言って下がると、それと入れ違いになるように、おはよう、と言って由紀が入ってきた。
朝から、由紀の可愛い顔が見れて、鈴の音みたいに澄んだ声でおはようが聞けるなんて、俺は恵まれすぎている。
朝から来ちゃった、なんて照れたように笑うのが可愛くて、軽く由紀の唇にキスをした。
軽いので留めたのは、俺自身のためだ。
朝からそんな可愛い姿を見せられちゃ、余計に制御出来ない。
現に、大きさと硬さは徐々に増している。
由紀はそれに気付いていないのか。
それとも、軽いのでは物足りないのか。
俺を抱き締めて身体を密着させている。
柔らかい感触を感じて、俺のも硬さと大きさを増した。
やべーな、これ。
どこまで欲情させるんだ。
「……由紀。
あんま可愛いことしないの。
しかも、また今日もスカートで来てるし。
何?そんなに俺にお仕置きされたい?」
膝より少し長い丈のスカートの上から、由紀の太ももに触れる。
彼女は身体をビクつかせた。
「もう!
朝から何言ってるのよ!
将輝のヘンタイ!」
「んー?
由紀、誰がヘンタイだって?
男なんてそんなもんだよ?
特に、大好きで仕方ない女の前ではね?
彼氏にヘンタイとか言う唇は、塞いであげないとね。」
深く唇を塞いでいくと、息継ぎのタイミングが不明で苦しいのか、俺の肩を押してくる。
可愛いな、本当。
……ここが病室じゃなかったら、確実に押し倒してるな。
唇が離れると、由紀の角度から、トレーに置かれたままの朝食が目に入ったようで、食べなくていいのかと聞かれた。
「……後で食べる。
今は、由紀を食べるのが先。」
どちらからともなく、キスを続ける。
立っていられなくなったのか、由紀の膝がプルプルしだしている。
由紀の頭を優しく撫でて、唇を離した。
……これ以上は、俺も限界だ。
このままじゃ、病室だろうが構わず、由紀を押し倒して、この先をしたくなる。
由紀の頭を軽く叩いてから、トイレに行くべく病室を出た。
欲を処理した道すがら、今日、理性保つかなと考えながら、病室に戻った。
すると、コンビニで買ってきたであろうパンやパスタがテーブルに広げてあった。
由紀もここで食べる気?
「私も一緒に食べる。
1人だけより、2人のほうが楽しいよ?
絶対。」
……可愛いな、おい。
蓮太郎からの長文メールだったが、由紀の可愛い姿を想像して眠れなかった俺には、いい夜ふかしになった。
『将輝
由紀ちゃんのことだ。
明日、登校しなくていいとのことだったから、なんとしても学校には行かないように引き留めてくれ。
由紀ちゃんの高校に、俺の有能な執事の武田と彼女が進学予定の学校の関係者とで乗り込む。
由紀ちゃんに対するくだらない仕打ちも辞めさせられればいいんだが、問題の根幹が深すぎて容易じゃないけど、それも出来る限りなんとかしてみる。
明日のゴールは、由紀ちゃんがちゃんと向こうの大学に進学できるようにすることだ。
俺は、残念ながら抜けられない高校の授業があるから、それには同行できないのが心苦しい。
だけど、絶対なんとかなるから、信じて待っててくれ。
よろしく頼む。
じゃ、おやすみ。』
……とんでもないことをやるな。
俺は、どうやって由紀を引き留めようか思案していると眠ってしまっていた。
やけに小鳥のさえずりがうるさい。
その声で目覚めると、看護師がちょうど朝飯を運んできたところだった。
「おはよう、浅川くん。
傷の治り、順調みたいね。
可愛い彼女さんのおかげかしら?
仲良くて羨ましいわ。
終わった頃にお盆下げに行くわね。
じゃ、可愛い彼女さんとごゆっくり。」
看護師さんがそう言って下がると、それと入れ違いになるように、おはよう、と言って由紀が入ってきた。
朝から、由紀の可愛い顔が見れて、鈴の音みたいに澄んだ声でおはようが聞けるなんて、俺は恵まれすぎている。
朝から来ちゃった、なんて照れたように笑うのが可愛くて、軽く由紀の唇にキスをした。
軽いので留めたのは、俺自身のためだ。
朝からそんな可愛い姿を見せられちゃ、余計に制御出来ない。
現に、大きさと硬さは徐々に増している。
由紀はそれに気付いていないのか。
それとも、軽いのでは物足りないのか。
俺を抱き締めて身体を密着させている。
柔らかい感触を感じて、俺のも硬さと大きさを増した。
やべーな、これ。
どこまで欲情させるんだ。
「……由紀。
あんま可愛いことしないの。
しかも、また今日もスカートで来てるし。
何?そんなに俺にお仕置きされたい?」
膝より少し長い丈のスカートの上から、由紀の太ももに触れる。
彼女は身体をビクつかせた。
「もう!
朝から何言ってるのよ!
将輝のヘンタイ!」
「んー?
由紀、誰がヘンタイだって?
男なんてそんなもんだよ?
特に、大好きで仕方ない女の前ではね?
彼氏にヘンタイとか言う唇は、塞いであげないとね。」
深く唇を塞いでいくと、息継ぎのタイミングが不明で苦しいのか、俺の肩を押してくる。
可愛いな、本当。
……ここが病室じゃなかったら、確実に押し倒してるな。
唇が離れると、由紀の角度から、トレーに置かれたままの朝食が目に入ったようで、食べなくていいのかと聞かれた。
「……後で食べる。
今は、由紀を食べるのが先。」
どちらからともなく、キスを続ける。
立っていられなくなったのか、由紀の膝がプルプルしだしている。
由紀の頭を優しく撫でて、唇を離した。
……これ以上は、俺も限界だ。
このままじゃ、病室だろうが構わず、由紀を押し倒して、この先をしたくなる。
由紀の頭を軽く叩いてから、トイレに行くべく病室を出た。
欲を処理した道すがら、今日、理性保つかなと考えながら、病室に戻った。
すると、コンビニで買ってきたであろうパンやパスタがテーブルに広げてあった。
由紀もここで食べる気?
「私も一緒に食べる。
1人だけより、2人のほうが楽しいよ?
絶対。」
……可愛いな、おい。