約束は永遠に...
「ゴメン」


一言言って部屋から出て行った。


…なんで?


何で謝るの?

アタシ嬉しかったよ?



あ。


彼女に対しての謝罪?



アタシ…浮かれてばかみたい。

徹哉はアタシのこと何とも思ってないのに…



制服を着て部屋を出る。

すると、そこにいるはずの徹哉はいなかった。



「てっちゃんは先に行ったわよ」


お母さんが言ったのを聞くと、アタシは静かに家を出た。


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