素敵すぎる上司
上司とお買い物
そして土曜日。
お昼前に香取さんが家にやって来た。今度は忘れなかったみたい。
香取さんの買い物に付き合うべく、私達は香取さんの車でショッピングモールへ行った。
香取さんは郁美も誘っていたけど、郁美は用事があるからと言って家で留守番をしていた。
郁美はたぶん私に気を使ったんだと思う。用事があるなんて事、一言も言ってなかったから。
大きな買い物はベッドと蒲団だけ。テレビとかは要らないらしい。狭くなるのが嫌みたい。
もっとも、ベッドはダブルサイズにしたので、それだけで既に狭くなるんだけど。
後は小物類。香取さんは生活感がないのか、面倒臭がりなのか分からないけど、全て私に任せきりだった。
ショッピングカートに乗せきらないほどの買い物をした。
「ふうー、こんなところかなあ」
「終わったかい?」
「他人事みたいに言うけど、香取さんの買い物なんですからね!」
「ごめん、ごめん。ちょっと、そこを覗いてみようよ?」
香取さんが指差したのは、婦人服の専門店だった。
お昼前に香取さんが家にやって来た。今度は忘れなかったみたい。
香取さんの買い物に付き合うべく、私達は香取さんの車でショッピングモールへ行った。
香取さんは郁美も誘っていたけど、郁美は用事があるからと言って家で留守番をしていた。
郁美はたぶん私に気を使ったんだと思う。用事があるなんて事、一言も言ってなかったから。
大きな買い物はベッドと蒲団だけ。テレビとかは要らないらしい。狭くなるのが嫌みたい。
もっとも、ベッドはダブルサイズにしたので、それだけで既に狭くなるんだけど。
後は小物類。香取さんは生活感がないのか、面倒臭がりなのか分からないけど、全て私に任せきりだった。
ショッピングカートに乗せきらないほどの買い物をした。
「ふうー、こんなところかなあ」
「終わったかい?」
「他人事みたいに言うけど、香取さんの買い物なんですからね!」
「ごめん、ごめん。ちょっと、そこを覗いてみようよ?」
香取さんが指差したのは、婦人服の専門店だった。