俺様と奏でるハーモニー


「五十嵐先生、音楽がご趣味なんですか?

楽器が沢山ありますけど……」


「ええ……まぁ」


作業しながら五十嵐先生が返事をしてくれた。


「何の楽器ですか?」


箱にも詳しく書いてないから、知りたかっただけなのに。


「余計な詮索しないで下さい。

あとは一人でできますから、芹沢先生は他の先生とご一緒に、職員室へお戻り下さい」


冷たく言い放たれた!


何なの、それ?


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