俺様と奏でるハーモニー


他の2人の先生は只今、物置と外からの荷物運び中。


一応、大人な私は冷静に聞きましたよ。


「ごめんなさい、私、何か気に障るようなこと言いました?」


すると五十嵐先生、じろりと睨んでこう言った。



「芹沢先生、そのワンピース似合うけど、引っ越し作業にはいかがなものだろう。

さっきから俺の荷物の中身ばかり気にして、ちっとも作業が進んでいない。

はっきり言って、邪魔だ!

俺はお前みたいな勤務時間中チャラチャラした女、大っ嫌いだ!」


なっ、何ですってぇぇ〜!

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