俺様と奏でるハーモニー


お昼休みになった。


朝、コンビニで買っていたサンドイッチと、スタバのラテを準備室の机に置いた。


五十嵐先生、本当に来るのかしら?


とりあえず、時間がもったいないので食べようっと。



まもなく、ノックの音。


「はい」


答えると。


「五十嵐です。失礼します」


手には同じようにコンビニの袋と……黒いハードケース。


多分、尺八、よね?


一度そのハードケースを床に置くと、彼は内側から鍵をかけた。


ま、またしても何かしようってんじゃないでしょうね!!


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