霊務3
「現れた悪魔-2」
「オイオイ~
急に現れたような
感じ出すなよ~
俺っチは
ず~~~~っと
前から居たんだぜ?」
「ハア?
何を言ってるんだ
アタイが
周りに霊が居て
ずっと気付かない
ワケがない!」
サキがそう言うと
小馬鹿にするように
男は笑い出した。
「キシャシャシャ~!
おめでたいな!
お前確か
墓場でコソコソ
してたヤツだろ?
隠れ方下手だったな!」
!!?
そんな!あの頃から?!
随分前の話じゃないか!
驚いていると、
男はオジサンを
指さした。
「お前を
付けていたんだよ。
選択の間に
唯一行き来している
アンタにな」
「な!?」
尾行されていた?
確かにオジサンは
選択の間を
行き来できる
信頼ある霊で、
作戦の
指揮も任されている。
ここ数年。
里子の見ていない所で
警備を派遣させる
仕事にあたったり、
テロ集団の対策を
練っていたり、
とにかく忙しい身で
あった、重要人物。
当然、
テロ集団から
標的にされても
おかしくない。
そんな事で
どんな作戦で
対抗するか、
この男は様子見で
付けていたのだ。
「キシャシャシャ!
それがこんな
薄っぺらい作戦だとはな
あまりに可笑しすぎて
姿をさらけちまったよ!
霊力が高いとは言え
レベル2~3の
新人の霊に頼みすがる
なんて、
その程度の作戦なら
もう付ける意味もないし
霊セブンの敵ではない!」
そう言い、
1人で大笑いを
し続けていた
「オイオイ~
急に現れたような
感じ出すなよ~
俺っチは
ず~~~~っと
前から居たんだぜ?」
「ハア?
何を言ってるんだ
アタイが
周りに霊が居て
ずっと気付かない
ワケがない!」
サキがそう言うと
小馬鹿にするように
男は笑い出した。
「キシャシャシャ~!
おめでたいな!
お前確か
墓場でコソコソ
してたヤツだろ?
隠れ方下手だったな!」
!!?
そんな!あの頃から?!
随分前の話じゃないか!
驚いていると、
男はオジサンを
指さした。
「お前を
付けていたんだよ。
選択の間に
唯一行き来している
アンタにな」
「な!?」
尾行されていた?
確かにオジサンは
選択の間を
行き来できる
信頼ある霊で、
作戦の
指揮も任されている。
ここ数年。
里子の見ていない所で
警備を派遣させる
仕事にあたったり、
テロ集団の対策を
練っていたり、
とにかく忙しい身で
あった、重要人物。
当然、
テロ集団から
標的にされても
おかしくない。
そんな事で
どんな作戦で
対抗するか、
この男は様子見で
付けていたのだ。
「キシャシャシャ!
それがこんな
薄っぺらい作戦だとはな
あまりに可笑しすぎて
姿をさらけちまったよ!
霊力が高いとは言え
レベル2~3の
新人の霊に頼みすがる
なんて、
その程度の作戦なら
もう付ける意味もないし
霊セブンの敵ではない!」
そう言い、
1人で大笑いを
し続けていた