霊務3
「現れた悪魔-16」





やはりただ者ではない。



それからキサラは
デイダラの指示通り
動くようになった。








「お。

ようやく
オデの言うことを

聞くようになっだな」








もう何にも文句はない。








強くさえなれれば、
それでいいのだから。









「よーし、
じゃあこの状態で
発声練習100回だ」









デイダラは、
とりあえず
キサラを
1人で練習させ、
里子の方を見直した。









(次は
この子の才能だが…)









キサラと違い、

いや、
今までの霊とも違う

独特の霊波。



初めて見るタイプの霊だ。








「う~~む

君はながながの
霊力の持ち主の
ようだね。

…よし、
手短にいぐか」









デイダラは里子用に
修行を考え出した。









「ヨロシク
お願いします!」








こうして、
元気な声から
過酷な修行が始まった
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