霊務3
「現れた悪魔-18」
「誰か怒鳴ってると
思ったら…
何だ…
お前かカマキリ野郎」
それを言われ、
キッと睨み返す。
「カマキリ野郎だと?
ふざけやがって!
オレっちは鎌桐だ!
殺すぞ!?」
すると
その言葉に
ピクッと反応する。
「殺すだと…
お前が俺を?
ふざけたことを
ぬかすなよ…
囲まれたいか?」
禍々しい
憤怒のオーラが
洞窟全体を覆った。
「クッ……!」
それを言われ
力み返すものの、
若干気持ち的にも
劣勢な感じは
見て取れよう。
そんな様子も含め、
刃向かわないと
分かると、
闇は静かに去って行く
「ボスが奥で待ってる…
報告なりなんなり
するんだな…」
そう言い、
静かに取り残された闇
いなくなったのを
いいことに、
荒々しく怒りたてる。
「クソ!
あの野郎!!
元四獣霊だからって
いい気になりやがって!
今はオレっちと同じ
07じゃねえか!」
すると
クスクス笑いが起きる。
「ヒヒヒ…
止めときな…
僕も詳しく知らないけど
あの方は
『白虎』の名を継ぐ
四獣霊…
いたぶるのが好きな
4人の中でも残虐な男
同じ07でも
逆らいたくないね」
そうは言うものの
負けず嫌いな性格は、
それを
認めたくなかった。
「まあいい。
今に見てろ…
必ずオレっちが
07の中で
一番ってのを
見せてやる…」
そう言い残し、
深い闇に消えて行った…
「誰か怒鳴ってると
思ったら…
何だ…
お前かカマキリ野郎」
それを言われ、
キッと睨み返す。
「カマキリ野郎だと?
ふざけやがって!
オレっちは鎌桐だ!
殺すぞ!?」
すると
その言葉に
ピクッと反応する。
「殺すだと…
お前が俺を?
ふざけたことを
ぬかすなよ…
囲まれたいか?」
禍々しい
憤怒のオーラが
洞窟全体を覆った。
「クッ……!」
それを言われ
力み返すものの、
若干気持ち的にも
劣勢な感じは
見て取れよう。
そんな様子も含め、
刃向かわないと
分かると、
闇は静かに去って行く
「ボスが奥で待ってる…
報告なりなんなり
するんだな…」
そう言い、
静かに取り残された闇
いなくなったのを
いいことに、
荒々しく怒りたてる。
「クソ!
あの野郎!!
元四獣霊だからって
いい気になりやがって!
今はオレっちと同じ
07じゃねえか!」
すると
クスクス笑いが起きる。
「ヒヒヒ…
止めときな…
僕も詳しく知らないけど
あの方は
『白虎』の名を継ぐ
四獣霊…
いたぶるのが好きな
4人の中でも残虐な男
同じ07でも
逆らいたくないね」
そうは言うものの
負けず嫌いな性格は、
それを
認めたくなかった。
「まあいい。
今に見てろ…
必ずオレっちが
07の中で
一番ってのを
見せてやる…」
そう言い残し、
深い闇に消えて行った…