霊務3
「お気楽な仲間―4」






「まあ…
コツさえづがめれば、
化ける可能性も
あるがな…」









里子は霊務に関して
他の霊より劣るが、

基本頭が良いので
コツさえ掴めれば
レベルの上がりも
容易だと言う事だ。










それまでが辛抱。

あとは彼女次第の話だ。










「ごれで、
オデの修行は終わりだ。

約束の物。
もらっだど。

ムシャムシャ」










はっ…!?

いつの間に…!










オジサン1人じゃ
持てないから、

他の霊達の力を借りて
用意してあった
チョモモモモモモ
チョモランマを、

既にデイダラは
口にしていた。








流石
食べ物に関しては
抜け目ない…










「さあオデは帰ろ。

食後のデザート
食わなきゃ」









今スイーツ食ったのに、

デザートの食後が
デザート。





さすがデブ。









そんな、
去る行く背中に
言葉をかけた。









「あの……

デイダラさん!
行っちゃうんですか?

私達に、
力を貸してください!」








帰ろうとするデイダラを
里子は引き止めた
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