霊務3
【霊務-15】






ともかく自分はまだ
見習いクラス。


先の事など
まだ考えなくても良い









なからの説明も受け

ようやく
どんな仕組みで
成り立っているのか
分かった。










とにかく
ただ単に
人を驚かせるといった
単純明快な構造。









驚かせる事に
意味も何もないが、
この世界は
そうするのが
当たり前のルール。









「分かりました。
頑張ります」









内容を
全て把握した里子は
一言意気込みを見せた。









「ず、ずい分
理解が早いね…

よくあるタイプの霊は
何でとか
どうしてとか
追求してくるもんだけど

君は頭がいいみたいだ」








こう言うように、

その事に関しては
オジサンも少し
ビックリしていた
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