霊務3
「始まる戦い―3」
「でも……
アイツなら
何か知ってるかも…」
「アイツ?」
他の霊が火鳥に
聞き返すと、
そのまま頷いた。
「ああ…アイツ…
竜騎だ」
その名に、
当然周りの霊は
どよりとする。
何たって、
青龍の名が出たのだから。
「何故…
青龍が知っていると?」
「いや、竜騎のヤツ
いつもボスの傍らに
いてさ…
完全に右腕的存在?
みたいな感じさ~」
四獣霊の中でも、
一番の知恵と
一番の力を持つ青龍…
そんな霊が、
あの悪魔の様な男の
右腕になったとしたら…
バン!!
それを振り切るように、
霊は机をバンと叩いた。
近くに居る
普通の一般人の人間が
ビクっとする。
「そのボスとは一体
何者なんだ!!
何故、
四獣霊様とあろう者が
そんな輩の手下に
なってるんだ!!」
最高位の霊4人が、
たった1人の男の
言いなりになる…
それは、
考えられない事だ。
「俺は放浪者だから、
しばらく旅して
四獣霊のとこに
戻ってきた頃には
すでに自分は07さ…
特に気にしないで
またブラっと旅に出たら
里子ちゃんに会ってね。
だから四獣霊以外の
07は一切知らないんだ。
それと…
間違いない事は…
あの男は…
ボスは間違いなく
俺ら四獣霊より強い」
シーン……
その重苦しい言葉に
皆は口を閉ざしてしまった
「でも……
アイツなら
何か知ってるかも…」
「アイツ?」
他の霊が火鳥に
聞き返すと、
そのまま頷いた。
「ああ…アイツ…
竜騎だ」
その名に、
当然周りの霊は
どよりとする。
何たって、
青龍の名が出たのだから。
「何故…
青龍が知っていると?」
「いや、竜騎のヤツ
いつもボスの傍らに
いてさ…
完全に右腕的存在?
みたいな感じさ~」
四獣霊の中でも、
一番の知恵と
一番の力を持つ青龍…
そんな霊が、
あの悪魔の様な男の
右腕になったとしたら…
バン!!
それを振り切るように、
霊は机をバンと叩いた。
近くに居る
普通の一般人の人間が
ビクっとする。
「そのボスとは一体
何者なんだ!!
何故、
四獣霊様とあろう者が
そんな輩の手下に
なってるんだ!!」
最高位の霊4人が、
たった1人の男の
言いなりになる…
それは、
考えられない事だ。
「俺は放浪者だから、
しばらく旅して
四獣霊のとこに
戻ってきた頃には
すでに自分は07さ…
特に気にしないで
またブラっと旅に出たら
里子ちゃんに会ってね。
だから四獣霊以外の
07は一切知らないんだ。
それと…
間違いない事は…
あの男は…
ボスは間違いなく
俺ら四獣霊より強い」
シーン……
その重苦しい言葉に
皆は口を閉ざしてしまった