霊務3
「裏切りと札―21」
「まずは小手調べ…
これを、
受け止められるか?」
天狗は
ハッと右手から、
嵐のような
渦巻き状の風を起こした。
霊によって特色が違うが、
レベル10の衝撃波だ。
「ふんぬーーー!!!」
その風を、
同じ衝撃波で
かき消す大男。
相殺し、
互いに睨め合う。
どうやら、
霊力は
同じくらいのようだ。
「フッフッフ…
ならば、
勝敗を分けるのは
この特殊能力のみ…
幻想に抱かれて
死ぬが良い!!!」
さわ~~~…
辺り一面に広がる、
惑わしの煙。
「…………」
大男は、
黙って身構えている
「まずは小手調べ…
これを、
受け止められるか?」
天狗は
ハッと右手から、
嵐のような
渦巻き状の風を起こした。
霊によって特色が違うが、
レベル10の衝撃波だ。
「ふんぬーーー!!!」
その風を、
同じ衝撃波で
かき消す大男。
相殺し、
互いに睨め合う。
どうやら、
霊力は
同じくらいのようだ。
「フッフッフ…
ならば、
勝敗を分けるのは
この特殊能力のみ…
幻想に抱かれて
死ぬが良い!!!」
さわ~~~…
辺り一面に広がる、
惑わしの煙。
「…………」
大男は、
黙って身構えている