霊務3
【悪魔とその片腕─57】
辺りは更に
ざわつきを見せた。
「お前さえ…
お前さえ…
いなければ…
いなければ…
わた、わ、わたしは…
いなけれ…
わたしは…」
もはや、
思考回路もまともに
働いていない様子。
これ以上の会話は不要だ。
「みんなを守るために
アナタを倒す!!!
ハァ!!!!!!」
ドゥ!!!!!!!!
里子は塊向けて、
衝撃波を出した!
すると…
バキャーン!!!!
…塊は呆気なく飛び散り、
ボスの体はバラバラに
吹き飛んだ。
(え…?終わり?
倒せたの?)
その飛び散るボスは、
不適な笑みを浮かべた。
「わたし…くだけた…?
わたしを砕けても
意味…
意味はない…
そうだ。そうだ。
意味はない…
魂が滅んでも、
この『闇』はホロ…
ホロバヌ…
ミ、ミンナ…
ホロベバイイ………」
シュウウウウウ…
皮肉な…
己の作った闇に
飲まれるかのように…
ボスは完全に消滅した…
辺りは更に
ざわつきを見せた。
「お前さえ…
お前さえ…
いなければ…
いなければ…
わた、わ、わたしは…
いなけれ…
わたしは…」
もはや、
思考回路もまともに
働いていない様子。
これ以上の会話は不要だ。
「みんなを守るために
アナタを倒す!!!
ハァ!!!!!!」
ドゥ!!!!!!!!
里子は塊向けて、
衝撃波を出した!
すると…
バキャーン!!!!
…塊は呆気なく飛び散り、
ボスの体はバラバラに
吹き飛んだ。
(え…?終わり?
倒せたの?)
その飛び散るボスは、
不適な笑みを浮かべた。
「わたし…くだけた…?
わたしを砕けても
意味…
意味はない…
そうだ。そうだ。
意味はない…
魂が滅んでも、
この『闇』はホロ…
ホロバヌ…
ミ、ミンナ…
ホロベバイイ………」
シュウウウウウ…
皮肉な…
己の作った闇に
飲まれるかのように…
ボスは完全に消滅した…