霊務3
【里子とオッサン-6】







「作者も危っ険なもの
出したわねえ…」











「んんっ!うんっ!

礼子君」










「分かってるわよん。
宣伝ね?
僕とにゃんこの恋物語の」










「いや、
宣伝しなくても
いいらしいよ」











「アハン♪
そうなのん?

ドラマチック
スイートハートも
始まったばかりだし、
まあ2つ立ての
恋愛小説は
手が回らなくて
危険なのよねえ…」












「まあまあ、
作者も頑張るよ」











「さすが今年度兎年は、
恋愛小説メインで
行くと豪語した
だけあるわ。

どうせなら三本立てで
『恋愛議会』も
始まればいいのに」










「だぁ~かぁ~らぁ~!
言うなって禁句を」
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