霊務3
「里子と愉快な仲間達-17」
何かが…
おぞましい何かが…
私を縛っている!!
自分だけじゃない、
オジサンも……
いや周りの霊も
同じように固まっている。
「こ、これは…」
そこまで驚いていない
オジサンは、
目で辺りを見回した。
すると……
『ふふ……
鍛えるには、
こんな荒療治も
必要だよ……』
廊下の奥の闇から、
静かに響く声が聞こえた。
そちらに注目して、
見つめていると…
ズズ…
ズズズズ…
その闇が
襲ってくるように、
おぞましき者が
ゆっくりと近付いてくる。
一歩一歩……
姿が見える度、
里子はガクガクと
震えが止まらなくなる。
何…何!…何!!!?
得体の知れない恐怖に、
もう頭は完全に
パニクっている。
怖い…
怖い…!!
怖い!!!!
顔がみるみる
青ざめていく
何かが…
おぞましい何かが…
私を縛っている!!
自分だけじゃない、
オジサンも……
いや周りの霊も
同じように固まっている。
「こ、これは…」
そこまで驚いていない
オジサンは、
目で辺りを見回した。
すると……
『ふふ……
鍛えるには、
こんな荒療治も
必要だよ……』
廊下の奥の闇から、
静かに響く声が聞こえた。
そちらに注目して、
見つめていると…
ズズ…
ズズズズ…
その闇が
襲ってくるように、
おぞましき者が
ゆっくりと近付いてくる。
一歩一歩……
姿が見える度、
里子はガクガクと
震えが止まらなくなる。
何…何!…何!!!?
得体の知れない恐怖に、
もう頭は完全に
パニクっている。
怖い…
怖い…!!
怖い!!!!
顔がみるみる
青ざめていく