霊務3
「バンド娘-20」
急に何を言う?
このおかしな霊は。
確かに2人で脅かせば
効率良く
レベルが上がるが、
何しろキサラはレベル1。
写真に
写るだけしかないので、
出来ることも
限られてくる。
うーん…
と悩んでいると…
「あ、あれ?」
オジサンが
キサラを再び見ると、
レベルが2に
変わっている。
見間違い?
いや間違いなく
レベル2だ。
じゃあ
さっきのが間違えた?
んなわけない。
さっきも確実に
レベル1だった。
だから浮遊霊だと
判断した。
一体どうなってる?
と思っているとこに、
「キャー!」
と叫び声が聞こえた。
遠くを見ると
女の子三人が
何かを見て叫んでいる
「あれ……
さっき
ライブハウスにいた
人達だ。
店員に注意されていた
人達だから、
私覚えてる……」
里子の言葉に
キサラは聞いてきた。
「店員が注意?」
「うん。
あそこ写真禁止でしょ?
あの人達
パシャパシャ
写真撮ってたから……
ん……?あれ……?
千夏?」
よくよく見ると3人の内、
1人だけ里子の友達で
知っている顔の人が居た。
ライブに
来るような子ではないと
思っていたが、
こんな所で見かけるとは
意外だ
急に何を言う?
このおかしな霊は。
確かに2人で脅かせば
効率良く
レベルが上がるが、
何しろキサラはレベル1。
写真に
写るだけしかないので、
出来ることも
限られてくる。
うーん…
と悩んでいると…
「あ、あれ?」
オジサンが
キサラを再び見ると、
レベルが2に
変わっている。
見間違い?
いや間違いなく
レベル2だ。
じゃあ
さっきのが間違えた?
んなわけない。
さっきも確実に
レベル1だった。
だから浮遊霊だと
判断した。
一体どうなってる?
と思っているとこに、
「キャー!」
と叫び声が聞こえた。
遠くを見ると
女の子三人が
何かを見て叫んでいる
「あれ……
さっき
ライブハウスにいた
人達だ。
店員に注意されていた
人達だから、
私覚えてる……」
里子の言葉に
キサラは聞いてきた。
「店員が注意?」
「うん。
あそこ写真禁止でしょ?
あの人達
パシャパシャ
写真撮ってたから……
ん……?あれ……?
千夏?」
よくよく見ると3人の内、
1人だけ里子の友達で
知っている顔の人が居た。
ライブに
来るような子ではないと
思っていたが、
こんな所で見かけるとは
意外だ