霊務3
「頑張れ霊務-3」





オジサンの指示で
場所を移動したが、

そうは言っても
数十メートル
出口に向かって
歩いただけだ。








とゆうか、
さっきから居る
この場所は…









「にしても、
雰囲気のある墓場だね~

呪われないかな?」








そう…

街の真ん中にある
寺に隣接された
墓場に来ているのだ。








ここは都内でも
有名な心霊スポットで
物好きな人は来るし、

来たくなくても
人通りもあるので
霊務場所としたら
まさに一等地。








もともとここに居た
位の高い霊を
追い出して、

無理やり
2人の担当地区にし
こうして毎晩
教えている。









里子とキサラは
墓石に座り、

オジサンは佇む墓石を
黒板代わりに使っている








罰当たりもいいとこ。








「さあ、
ここは
目の前が通路だから
よく人が通る。

教えた通り
脅かしてみるんだ」
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