彼だけのお姫様♪









「あったりまえじゃん!!お弁当一つ作れないでどうすんの??」









なんて、呑気な話をしていた矢先。









なぜかしんとなるろうか…









さっきまで騒がしかったのになんだろう










そう思ってあたしが目を向けたのと、チャラそうな男が教室に向かって








入ってくるのはほとんど同時だった。








そして男は教卓の前まで行くと、大声で言った。









「春田葵空ちゃんってどの子??」

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