妖(あやかし)狩り~外法師・呉羽&妖刀・そはや丸~
「嫌な感じがする。三条邸からとは限らんが、進行方向からだ」
その昔そはや丸が言ったように、呉羽には邪眼があるため、見鬼(けんき)の力があるのだ。
もっとも呉羽は、見える妖は得意だが、見えぬ‘気’を見るのは、さほど得意ではないが。
そはや丸自身には、そういった能力はないようだ。
彼自身、凄まじい妖力を放っているので、返ってしょぼい気は、感づかないのかもしれない。
『でも、さほどでもないようだな』
焦りもせず平然としている呉羽に、そはや丸はそう結論付けた。
そはや丸は、呉羽の邪眼の力を信用しているのだ。
その昔そはや丸が言ったように、呉羽には邪眼があるため、見鬼(けんき)の力があるのだ。
もっとも呉羽は、見える妖は得意だが、見えぬ‘気’を見るのは、さほど得意ではないが。
そはや丸自身には、そういった能力はないようだ。
彼自身、凄まじい妖力を放っているので、返ってしょぼい気は、感づかないのかもしれない。
『でも、さほどでもないようだな』
焦りもせず平然としている呉羽に、そはや丸はそう結論付けた。
そはや丸は、呉羽の邪眼の力を信用しているのだ。