ツナマヨ・エビマヨ
にっこりと笑ったレイに、
八木さんはその場に崩れるようになって
声を立てて泣いた。
「んーもぅ。朝から化粧が崩れるわよ?」
レイは八木さんの横に座って、
ティッシュを差し出した。
この優しさが、レイだよね。
だから私たち、レイが大好き。
時にはやり過ぎちゃったり、
はしゃぐこともあるけど
レイはとっても優しいんだ。
これからは、八木さん…ううん、
アカネさんのことを
私たちで支えてあげたい。
「一つは解決ね!
あと一つは…」
私とレイはユマと小泉くんに目を向けた。
あぁ…あそこだけ
ハッピーエンドには程遠い空気が…。