ツナマヨ・エビマヨ
それから一週間後、
ユマと小泉くんとメイ、
それから新しく生まれた子供、
アカネちゃん、レイが遊びに来た。
「今日はあっついから
ちょっと早いけどスイカ〜!」
「アキさん、この間は
ご迷惑おかけしました…
あの、これ実家から送られてきて…」
レイはスイカ、
アカネちゃんはメロン、
ユマは水羊羹を持って来てくれた。
「あはは、夏だねぇ」
みんなに分けるように
私とユズトくんは準備して、
レイとアカネちゃんは赤ちゃんに夢中。
男たちは男同士で盛り上がり、
ツナ、エマ、メイは鬼ごっこ。
なんだかすっごく賑やかになったなぁ…
高校時代は、こんなの想像もしてなかった。
短大時代は、毎日が必死だった。
結婚してからは、ツナとエマの面倒で
いっぱいいっぱいになってて。
ねぇ…ユマ、レイ。
こんな日が来るなんて、
予想できた?
私には、とても予想出来なかったよ。