ツナマヨ・エビマヨ



「実はさ、ココ、俺の秘密基地なんだ。

なんかいっつも周りに人がいて嫌だし。

ユズファンもココ知らないんだぜ?

アキが第一号」



「あ、ごめんなさい!

勝手に秘密基地でご飯食べちゃって!

みんなには内緒にしておくし、

ていうか今すぐ退去します!」



立ち上がって出て行こうとしたら

突然腕を捕まれた。



「…あのぅ」

「いいじゃんか。二人の秘密基地にしよーぜ!

ただし、レズ仲間には内緒だからな」




それって…またココに来ても

いいってことなのかな?




「もうすぐ昼休み終わるな…。

俺、先行くから。

一緒にいるとこユズファンに見られたら、

アキが袋だたきにされちまうし」




ふ、袋だたき…。

そういえばユズファンは

過激ってことで有名でした。




じゃあ、って手を挙げたときの

斜めの角度の表情にドキン…ってなる。





また、会えたらいいな。





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