ツナマヨ・エビマヨ
どっちも緊張してるのがまる分かりだった。
私が夜空を見上げて、
なんとかごまかそうとしていると
ユズトくんが立ち上がって動く気配が。
それに合わせて視線を動かすと、
ユズトくんが私の目の前に立っていた。
?マークが頭の中を飛び交う。
すると、
もう本当に予想外なことに
ユズトくんがその場にひざまずいた。
私はとっさに
具合でも悪いんじゃないかと思って、
「大丈夫?!」
と立ち上がりそうになって
それを制された。
大人しくまた、ベンチに座りなおす。