ツナマヨ・エビマヨ




どっちも緊張してるのがまる分かりだった。




私が夜空を見上げて、

なんとかごまかそうとしていると

ユズトくんが立ち上がって動く気配が。





それに合わせて視線を動かすと、

ユズトくんが私の目の前に立っていた。




?マークが頭の中を飛び交う。








すると、

もう本当に予想外なことに

ユズトくんがその場にひざまずいた。




私はとっさに

具合でも悪いんじゃないかと思って、

「大丈夫?!」

と立ち上がりそうになって

それを制された。





大人しくまた、ベンチに座りなおす。









< 80 / 160 >

この作品をシェア

pagetop