僕はいつでもキミの傍に

瑞穂はいつも笑っていた。

太陽みたいに眩しい笑顔で。

でも僕は暗く深い闇の中、狂気と絶望の中を生き続けなくてはならない。

そう……瑞穂が死ぬまで……ずっと。

本当は怖かったんだ。

こんな日が永遠に続くのかって。

ウンザリしていた。

ただ苦しいだけだった。

何で僕だけがこんな思いをしなくちゃいけない。

どうして?どうして?っていつも考えていた。
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