ぱぱとままの物語


そう言って無理やり
手をのけさせてくれた。

「すみません、ありがとうございます」

よし、一件落着だ。
寒いし帰ろっと。

そう思ってUターンしようとした直後、
すぐに手引っ張られて
ふり返った。

・・・めちゃくちゃ顔近いです・・・
なんか1人のお兄さんの顔が目の前に現れてた。

「あ・・・」

目の前にいるお兄さんがいきなり
なにかに気がついたように声を出した。

「ねぇ、ゆぅ。先にりゅぅ連れて帰ってて。
おれ、この子おくって帰るわ。」

「えっいや、大丈夫です。すぐそこですし」

まじで早く帰りたい・・・あっ

「っはっくしょん!!」

やっちゃった・・・ワンピ寒いけん、、
恥ずかしいしー。



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