ぱぱとままの物語


「大丈夫?キミ、せかっくやし、くぅに送ってもらってね」

”ゆぅ”と呼ばれたお兄さんに言われる。

「じゃ、あとでね。ゆぅ」

「おぅ♪」

勝手に話進められてるなと
思いつつも会話に入ることができなくて
オドオドしてると、
”くぅ”と呼ばれていたお兄さんに
手をつかまれた。

・・・いや、別に「いやだ~」ってほど
嫌なわけではないいんですけど、
一応知らないお兄さんなわけで・・・
恐いんですけど・・・。


「すみません・・手・・。
あと、ここ家なんですけど・・・。」

やっと言えた。
もう少しで家通り越しちゃうところだったよ、、




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